様々なタイプの文章がありますが、大きく分けると、物語文、そして説明文や論説文などの説明的文章となります。
そして後からそこに入ってくるのが随筆文です。
たまに物語文も説明的文章も普通に出来るのに、随筆文は苦手という人もいます。
説明的文章っぽい随筆文、物語文っぽい随筆文とある訳ですが、なぜか急に随筆文という事になると苦手意識が出てしまう人がいます。
その点について書いてみたいと思います。
随筆文とは。
まず随筆文というジャンルですが、別名エッセイとも言われますが、筆者が体験した事などに基づいて、自分の感じた事や考えた事などを自由に書いた文章です。
そして先ほども書きましたが、物語文タイプと説明的文章タイプがあります。
つまりまずは物語文や説明的文章の読み方が分かってないと、当然随筆文という形になっても読めないということになります。
そこで単元としても、それらを学習した後に出てくるという事になる訳です。
まずここにポイントがあります。
随筆文だけが苦手というパターンもありますが、たまたまその問題(随筆文)が出来なかっただけという可能性もあります。
なので、まずは物語文や説明的文章の読み方をしっかりと身につけましょう。
ただそれでもやっぱり随筆文になると苦手という事もあり得ます。
体験と感想・意見を分ける。
だいたい塾などではこれを言われます。
もちろん大切な事でもありますし、まずはこれが出来ない事には始まらないので、やってみる、意識してみる価値は充分にあります。
まずこれが出来ていない生徒も確かにいますので・・・。
ただこれだけで読めるようになったら苦労はいりません。
随筆文がよく分からないのには、他にも深い理由があります。
なぜ難関校で随筆文がたくさん出題されるのか。
その理由にも関係してきます。
随筆文を深く理解する(問題が解ける)ためには、どんな力が必要で、どうしたら身につけられるのでしょうか。
随筆文を読む時には。
例えば物語での心情にしても、説明的文章における作者の主張にしても、本文中にしっかりと書いてあります。
それが分かるようになるために、読み方や解き方の勉強をしていく訳ですが、正しいやり方でやっていけば必ず出来るようになります。
なぜならば本文中にハッキリと書いてあるからです。(逆に書いてない事を自分で勝手に考えて答えると間違える訳です。)
では随筆文はどうでしょうか。
もちろん答えの根拠となる部分(説明出来る部分)はなくはありません。(そうでないと問題に出来ませんので…。)
ただ明確に露骨にハッキリ書いてあるかと言えば、そうでない事の方が多いです。
それは随筆文(エッセイ)というものの性格を考えてもらえたら分かると思います。
ストーリーを練って話を作り上げる訳でも、伝えたい事のために構成を考えて設計する訳でもなく、思った事や感じた事を自由に書くものですので。
つまり筆者の気持ちを理解するためには、与えられるのを待つのではなく、読み手の方から突っ込んでいく(求めていく)みたいな感じが必要になってくるのです。
まずはその気持ち(読み方)を持つのが、第一歩です。
随筆文を読めるようになるための一番のポイントは。
ではどうしたら随筆文が深く分かるようになるのでしょうか。
一番のポイントはどこにあるのでしょうか。
それはズバリ一言で言ってしまえば「共感力」です。
何と共感するのかと言えば、それは「筆者」と共感する必要があります。
筆者の思いや考えが文章や言い回し、また間接的な表現などに、にじみ出ていますので、それを感じ取る事です。
ある程度の「大人度」が必要とも言えるかもしれません。
これが厄介ですし、ある意味難関校でよく出題される理由ともなっています。
ある程度の学年にならないと出てこないのも、物語文や説明的文章を勉強した後でないと無理という事もありますが、これも理由の一つとなっています。
結論。
「大人度」と言われたら困る子もたくさんいると思います。
でもそれは様々な文章に触れていく中で、筆者の気持ちを学びながら一歩一歩身につけていけば大丈夫です。
そして一番大切な「共感力」ですが、出来る事は本文を読む時に、筆者に共感するのが大事という事を意識して、しみじみと味わって読んで見ることです。
じっくりと音読してみるのも良いかもしれません。
私の経験では、これを意識する(このように読むようにしてみる)だけでも、ぐんと問題が解けるようになった人がたくさんいました。
何事もまずは知らない事には始まりません。
是非テストの時や教材の復習の時などに、随筆文を味わいながら筆者の想いに共感するつもりで、読んでみることをオススメします。


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